先日、時之栖でのライブでお世話になった、ブッキングの小澤さん(たまたま同じ名前)が
私の音楽についてブログを書いてくださいました!→「御殿場RINCOLOの日記」
これが嬉しすぎて、思わずシェア!涙
小澤さんは、すごく懐が深い方なんですよね。
音楽に対する愛情があふれていて、そんな方から言葉をいただけると、すごくうれしいです。
いっしょにステージでセッティングしながら、いろいろな話をしました。
あとあと、
「でも、紗来さんのやってることは間違ってないよ」って言われたとき
なんだか、ものすごく救われた気がしたものです。
そう… どんなアーティストの方も似たような葛藤を抱えるのかもしれないけど…
いつだって、己と他者の境界線の前で、私は途方に暮れたり、時に悲観したり…
でもその分、嬉しいこともあるのです。
他人同士、どうやったって分かり合えない中で、一部でも「共感」できるってのは
ほんと感動するし、奇跡のようにありがたいと思います。
私の音楽を好いてくれる方は、みなさん、本当に感謝しています。
そんなみなさんのおかげで歌えています。
ありがとうございます。
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ふと「懐かしさ」ってどこから来るのかなあと思います。
この懐かしさというのは、昔やってたアニメの再放送見て、「なつかしー!」のそれではなく…
なんというか、
あー なんか、覚えがあるような、昔とても大切にしていたような、心がチクチクひりひりするような…
それは、小澤さんが言う「郷愁」と似てるのだろうか。。。
ぜんぜん違う場所、環境で育っても、原風景みたいなものは何か共通のものがあるのだろうか…
先日、健康診断で比較的大きな病院に数回行ったとき
なんか知らんが、異様にこの「懐かしさ」を感じたのです。
その病院に行くのは初めてだったのですが、妙に、あの病院にいる時間が懐かしかった…
*
よく、生まれ変わりとか、輪廻転生とか言うけれど(私はそれを手塚治虫の「火の鳥」で知った)
仮に前世というものがあるならば、私は、以前友人から聞いた「魂融合説」を信じたいと思う。(あくまでも私は、ですよ)
一つの魂は、また同じ一つの魂が転生するのではなく
死んだら、一度魂の海のようなところに溶けて、ごちゃまぜになって
その中から、また新たな形として入れ物に入って、転生する。
水の循環のような感じですね。
一粒のしずくは、ずーっとおなじ成分でできた一粒ではなく
しずくとして形どられる度に、毎回ちがう成分でできた一粒になる。
(昔読んだ「しずくのぼうけん」という絵本も、こんな感じだったような…ちがうかな…)
だから今の私に、もし前世というものがあるならば、
それは、いろーんな生き物、いろーんな人の前世の、ちょっとずつが、それぞれ濃度の違いはあっても
私の中に入ってる。
まー それが真実がどうかは一生知らないし、そこまで知りたいとも思わないけど
そうであったらいいなあと思うんです。夢がある!
だって、ずーっと結局ひとりって、さびしいじゃない笑
この世で、散々自我の境界線を味わうのだから
あの世でくらい、他者と融合してみたいものだよ。。。
それに、いろーんな生き物の人生、少しでも自分の中に入っていてほしいよね。
だから、行ったことない場所を懐かしく思ったり
初めて会う人の顔を、懐かしく感じたりするのかもしれない、とか。
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まあ、あまりこういう精神的な話はするの好きじゃないんですが…単に好みの問題ですが。。。
小澤さんのブログを読んで、ふと思ったので、書いてみました。
お粗末さまでした。