なんとなく思い立って、私が今まで影響を受けた本等々、

つらつら書こうかと思います。

 

今年1月の「紗来展」で演じた物語「吟遊旅景譚(ぎんゆうりょけいたん)」

幻想と悠久の大陸で、少女「景(けい)」が、ある目的のために旅をします。

テーマは「希望」

景 - コピー

 

見てない方にはハテナかもしれませんが、この物語を作ったあとに、

あ 影響受けてんなー と思った作品をご紹介します。

全4作品。

どれも超名作なので、夏の読書の際、もしよければどうぞ。

 

 

①アルケミスト〜夢を旅した少年〜
パウロ・コエーリョ

 

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これは世界的なベストセラーなので、既読の方も多いと思いますが

私は中学2年?のときにこれを読みました。

翻訳ものなのでほとんどはすっ飛ばして読んだにもかかわらず、

大変な感銘を受けたことを覚えています。

少年サンチャゴが、ある日見た夢が忘れられず、啓示ともとれるその夢を胸に秘めて、

砂漠を旅して様々な困難を乗り越えていく、旅物語。

 

当時読んだ時は、とにかくこの「旅」がすばらしくて

広大で、悠久の砂漠の世界に思いを馳せた。

何も持たない少年が、不確かなものをひたすらに求めて、悩みながらも進む姿に感動した。

読み終わったあと、私もどこか遠い場所を旅して来た気分になって

なんだかどこか切なくて、それでいて、遠い向こうに光を見た気がした。

 

ちなみに、去年ひさしぶりに読み直したら、あれ、結構啓発的というか、哲学的というか

精神的な部分に焦点がある物語なんだなーと思いました。

大人になると見方も変わるもんですね。

早いうちに読んでおいてよかった。

 

 

②シュナの旅
宮崎 駿

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これも知ってる方多いかな〜

宮崎駿さんが、ナウシカを漫画で連載してたときと同じくらいの時期に描かれた絵物語。

ジブリの映画は小さい頃、それはそれは何度も見たけど

今、一番好きなのはこの作品です。

貧しい国の王子シュナが、国に糧をもたらすために、遥か遠くの地へ「黄金の種」を求めて旅する物語。

チベットの民話が元になってるそう。

 

この物語の中にはいろんなテーマが折り込まれているけど、

一番好きなのとこは、シュナが旅の途中で少女テアと出会い、お互いに救い合うところ。

この、「孤独な少年と少女が出会い、互いに救い合う」というテーマは

もう私のツボでして、たぶん一生ツボだと思う。

昔からずっと、私自身もそれを求めていた。

しかし大人になってようやく気づいた。

出会って、救い合うためには、そこまでの道のりを

自分の足で、しっかりと歩んで行かなきゃいけないんだってこと。

旅の途中だからこそ、出会うんですな。

 

 

③きみはポラリス
三浦しをん

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これは短編集なんですが、この中の「冬の一等星」という物語

これは私のどツボでした。

これもまた、孤独を抱える少女がある日突然、ある青年と出会う。

ちょっとだけネタバレしちゃいますけど、

ふたりが夜空を見上げて、星座を指差して話すシーンがある。

で、青年が少女に「うさぎ座」を教えるんですが、

指差して「あれがうさぎ座だ」って言うんですね。

で、少女は「ああ、あれなんだ」って一瞬でわかるんです。

星は無数にあるのに、相手が何を見ているのか、なぜかすぐにわかったと。

 

「吟遊旅景譚」見た方にはわかるかもしれませんが、

私はここのシーンに大変感銘を受けまして

ちょっと違った形で、物語に織り込ませていただきました。

とてもとても好きなお話です。

 

この本は恋愛をテーマにした短編集で、他の物語もとても素敵。

 

 

④1Q84
村上春樹

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言わずと知れた超話題作ですね。

村上春樹さんの本、中学生の時は数冊読んでましたが

大人になってからだいぶ遠のいてしまい…

こちらも話題になってるときは、正直さほど興味なかったのですが

友人にすすめられて、昨年秋に読みました。

 

いやー さすがの話題作。止まらない止まらない。

一気に読みまくりました。たしかそのときのことブログにも書いてたような…

まあ、とにかく、すごくおもしろい。純粋に先が気になる。

 

で、この話には主人公が二人いて、男女なんですが

長い時を経て離ればなれで、お互いに再会を強く求めている。

もうおわかりと思いますが、そこがよかった。

会えない、けど会いたいだれかを、心から強く求め、会うために全力で進む姿。

それは私にとって、何よりの冒険なのである。

 

ちなみに余談ですけど、これ読んでるとき、

タイムリーに私自身も、昔好きだった人に再会した。

これを一気に読み終わったその日に、十二年ぶりに二人で会ったもんだから、

余計に印象深く残ってる。

私の物語の続きは…まあいずれ語ります。たぶん。

 

 

以上、「吟遊旅景譚」のアイデアのベースになってる作品たちでした。

偏った趣向がよく出てますね。

私は特に好きな作家さんやアーティストはいないけれど、

自分の好きなテーマについて触れてる作品なら、誰が作ってようと好きなんだと思う。

ああ、本また読まなきゃな。

次、何読もう。夏は読書だ。

 

“私の図書館” への2件のコメント

  1. ハイサイ!紗来さん
    きみはポラリス本屋さんでちょっと気になって
    ましたが面白そう!読んでみます^ ^
    1Q84は私も読みました〜
    確かに止まらなかった!!

    好きだった人に再会…素敵な話ですね!
    その人もきっと紗来さんのこと好き
    なんじゃないかな…

    なーんて だったらますます素敵♪
    私も中3の頃好きだった人と10年以上会ってないなあ…元気だろうか ずっと片想いで結局想いを伝えられなかったけど(笑)
    今となっては切なくて甘酸っぱい思い出です^ ^

    1. YUKAさん
      きみはポラリス、おすすめです!
      どの話もバラエティ富んでますし、すぐ読めますよ^^
      恋愛だけど、ぜんぜんコテコテじゃなくておもしろいです。

      昔好きだった人って、ずっと覚えてますよね!
      私も片思いで、その彼の右斜め後ろの席で、
      話せないかなーとか、目あわないかなーとか、うじうじ考えてた頃思い出して
      恥ずかしくなりました 笑
      あの頃は思いを伝えるなんて考えられなかったなあ…

      再会したあとのお話は、いずれお伝えしますね!
      ああ、YUKAさんとガールズトークしたいなあ…笑

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