今日は、久しぶりに本を一気読みしてしまいました。
読んだのは、重松清さんの「十字架」
いやあー 3時間で読み切ってしまった。
止まらなかった。
もう、勢いというか、引きずり込まれてしまって、抜け出せなくなって…
「いじめ」がきっかけで自殺した少年と、
その遺書に名前を書かれた主人公たちの、人生の物語。
しょっぱなから、心、というか体?がざわざわして、
本当に一気に読んじゃいました。
重松清さん本、実は初めて読みました。知ってはいましたが、手に取る機会は無くて。
この本は、たまたま友人が貸してくれて、でもずっと読んでなかったのですが
今日、ちょっと部屋を片付けてたら、本棚からゴトッとこれが落ちて来て
「あ、そういえばこれ読んでない」と思い
出かけた先の喫茶店で、ほんの時間つぶしのつもりで開いたら
……止まらない。
夢中で読んでしまった。
正直、感想については、まともに書ける自信がないので、書きませんが、
すごい本だと思いました。
そして、自分の大切な人たちのことを思った。
涙がぐっとこみ上げて来た。
大声で泣きたい気分だった。叫びたい気分だった。
そんな本でした。
今日はそんな感じでいい時間を過ごせました。
読書、久しぶりにした。やっぱ本はいいですね。
ちゃんと時間見つけて読みたいな。
あと、今日はもうひとつ趣味の時間があった。
じゃーん
刺繍糸と刺繍枠を買っちゃいました。
先日、刺繍アーティストの瑠璃ちゃん(クラークソン瑠璃)の個展に行き、
実はそのあとワークショップにも行って、完全にはまってます。
刺繍、おもしろい!
前から若干はやってたんですが、こないだ瑠璃ちゃんにいろんなステッチ教えてもらって、
幅、ひろがる!
おもしろい〜
昔ね、何かの雑誌で読んだんです。
昔ながらの手芸で、
子どもの服の背中に、刺繍?みたいなので模様を縫うという方法があって(背守りだっけかな?)
それが身を守る「お守り」になるのだという。
なんて素敵なんだと思いました。
だからというのもあるけど、刺繍って、なんか祈るような気持ちをこめるところがあって、
使う人の安全や無事を願って、刺繍する。
何よりもお守りになる気がする。
何にしても、手先を動かしていると安心します。
こういう手作業してると、自分の気持ちが落ち着いて、
今日あったことを自分の中で整理できる。
そんな気がする。