思うこと 日々つれづれ

9ヶ月越しの手紙

昨日、ひさしぶりに会う友達Aちゃんと夜ごはんを食べに行きました。

数年ほど前、あるカフェで働いてた時の仲間で

今も数ヶ月に一度くらい会って、他愛もない話をする仲。

年下の子なんですが、そうとは思えないくらい落ち着いていて、優しい子で

昨日も、互いの近況を語り合って、とてもあたたかい時間を過ごせました。

 

で、Aちゃんが、

「そういえば、紗来ちゃんにずっと渡さなきゃいけないものがあったんだ」と

渡してくれたのが、ある友達からの手紙。

 

手紙を書いたその友達は、Aちゃんと同じカフェの仲間で、韓国の子なんですけど

ちょうど昨年の春に韓国に帰国することになったんですね。

その子が旅立つ前に、今までのカフェの仲間それぞれに手紙を書いていてくれたらしく

私宛のものも会ったんですが、ずっと受け取れないままで、

ようやく昨日受け取りました。

 

9ヶ月前に書いた手紙なので、内容もその当時のもの。

ちょうど出国の直前に会ってごはんを食べて、いろんな話もしたところだったから

その当時の私の話題が書いてあって、

そこには不思議で、素敵なタイムラグがありました。

 

私へのあたたかいエールが書かれていました。

きっと、書いた当初に受け取っていたら、

もちろんうれしいけど、それほど心には響かなかったかもしれない。

けど、今受け取ったからこそ、強く響くものがありました。

それを読んで、とてもとてもあたたかい気持ちになりました。

今、このタイミングで受け取れてよかったと、心から思いました。

 

偶然なんだけど、とっても素敵な偶然。

こういうこともあるんですね。

とてもうれしかった!

 

最近、自分にとって何が正しいんだろうとか、

自分は本当はどうしたいんだろうとか、

何を信じればいいのかわからなくなるときがあるんですけど、

でもひとつだけ、これは信じていいと思うものを見つけました。

それは、「心に灯がともる」という、感覚。

 

これは不思議なもので、本当に、心の中に灯火がともるような

「ぽっ」と静かな音が聴こえるような

そういう感覚なんですね。

以前にも一度、私はこの感覚を経験したことがあります。

 

昨日もそれを感じました。

それはあたたかくて、優しくて、

抱きしめたいような感覚です。

自分自身が、感じていることです。

この感覚だけは、信じようと思います。

 

Aちゃん、韓国の友達、ありがとう。

ふたりとも、本当に素敵な子です!

 

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