思うこと 日々つれづれ

割合と確率

今日は1日片付けしたり、ちょっとした制作作業したりしてました。

いよいよ来週引っ越し!

だいぶ片付いて目処が立ちました。

思ったよりモノが多いな…積み重なっていく段ボールの数々…大丈夫か…

まあ、梱包がヘタということもあるのだろうか…

 

夜、落ち着いたので久しぶりに近所の商店街をぶらり。

今の家のすぐ近くに、昔ながらの商店街があって

前はよく行ってたんだけど、最近はずっと行ってなかった。

半年ぶりくらいに歩いてみたら、結構新しいお店が出来ててびっくり。

時間は流れているのだなあ…

 

ふと空を見たら、三日月より細い月が見えた。

今にも消えてしまいそうな、紅い月。

 

 

最近、自分の中でいろんな出来事が起こる。

うれしいことも、悲しいことも、今までにはなかったような変動がある。

そういうことに少し困惑しつつも、ああ、新しく何かが始まるんだなという気がする。

どんなことも、すべて私にとって必要なできごとだなと思う。

 

 

明日は、私の大切な人の誕生日。

贈り物を考える時間が好きだ。

喜んでくれるか、少し不安だけど、

それでもわくわくする。

 

いろんなことがあるけれど、誕生日のことを考えてたら、

些細なことはもう気にならなかった。

大切だと思える人たち、家族、友達、ファンの方々が、

毎日すこやかに、笑って暮らしてくれている。

それだけでいいんだ。

あとのことはどうにでもなる。

 

 

中学生のとき、数学の先生がいきなり話し出した話のこと、今も覚えてる。

その人は、別の学年の先生だったから、たぶん臨時で教えに来たんだと思う。

最初で最後の授業だった。

 

世界の人口に対して、自分が出会う人数の割合と確率の話だった。

全人口を60億人として、人間が一生のうちに出会える人の数は、

たしか多く見積もって1万人だった。

会話をしたことがない、ただ「知ってる」ってだけの人も含めて。

すると、私たちは全世界にいる人間のうち、60万分の1の人としか出会えない。

一生をかけても。

世界はこんなに広いのに、私たちひとりひとりの世界は、小さい。

ましてや、人と人が出会う確率なんて、もう天文学的な数字になってくる。

受精する以前の確率、その人自体が生まれてくる確率も含めたら、もうよくわからないような数字。

 

その先生は、散々数式でそれを説明したあとに、ぽつりとこれだけ言った。

「だから、出会いは大切にね」

 

 

まあ、これはよく言われる話。

日常、普通に過ごしてたら、いちいちそんなこと思っていられない。

電車で乗り合わせた人に、いちいち奇跡を感じてたら疲れてしまう。

 

それでも、度々思い出したいと思う。

出会うことの意味を。価値を。

 

 

大切な人たちの誕生日。

私はいつも考える。

その人を大切にできていたかどうか。

ちゃんと、気持ちを伝えられていたかどうか。

 

どう伝わるかはわからない。

だけど、自分にできる、精一杯で伝えたいと思っている。

おめでとう、と。

なんだか、ライブみたいだなあ。

 

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