３日前：ひとりじゃない

第４回「紗来展」３日前です。

 

今日も武間くんと練習してきました。

急遽変更したところもあった。

ほんとはオケ（打ち込みで作った音楽）にあわせて演奏するつもりだったところ、

オケはなしで、ギターとピアノだけにした。

かなり難しい曲なんだけど、武間くんががんばってくれて、

ギターが相当格好良かったので、他の音は思い切って無しにしてみた。

テンポずれないかな…とか若干不安もあったけど、

それよりもギターをみなさんに聴いてほしいと思いました。

ほんとに練習してくれたんだなあと思って、なんか、ちょっと胸がいっぱいになりましたよ。ありがとう。

 

たしか５月の終わりくらいかな。

紗来展の準備始めて、集客も始めて

なかなか思うように行かなくて、すごく苦しかった。

このブログを読んでくださってる方は、もう十分わかってると思うけど

私は本当に本当に紗来展にかけています。

自分でもよくわからないくらい熱中しています。

でも、ひとりで集客してるうちに、すごく悲しい気分になった。

紗来展を何より大事に思ってるのは、この世で私ひとりだけなんだと思った。

自分はこれほど熱中してるけど、それは自分だけで

他の人にとってみたら、ひとつのイベントに過ぎなくて

そんなの当たり前なんだけど、それがとても悲しくなってしまった。

ユニットでやってたときは、同じように大事に想ってくれる相方がいたから。

だから、ひとりでやるってことは、こういうことなんだって、思って悲しくなった。

 

泣きながら友だちにその話をした。

その人はずっとうなずいて私の話を聴いてくれた。

「ひとりじゃないよ」と言い聞かせて、できることはやるよと言ってくれて

細かい雑務や、集客の手助け、小さなことも大きなことも、引き受けてやってくれた。

 

たくさんの人に支えられてます。

たしかに私はひとりです。

自分に夢中なのは、この世で自分、ただひとり。それは誰だって同じ。

そんな中で、今回の紗来展に色んな人が協力してくれています。

友達も、武間くんも、お客様も、家族も、みんなが力を貸してくれています。

 

ひとりなんて言ってごめんなさい。

全然ひとりじゃないです。

本当にみんな、ありがとう。

 

当日、最高の舞台をつくることで、ちゃんと応えたい。

その気持ちに。

 

 

今日はプログラム製本してから寝ます。

相変わらずの手づくり。

でも、ひとつひとつ手作業でつくったこのプログラムが

みなさんの手元にいくと思うと

なんだか一冊一冊いとおしいんである。