pieces(ほぼ毎日作品集)

pieces#184 : 花びらのむこう(instrumental)

こんばんは。紗来です。

 

先日不思議な夢を見ました。

 

私は女子高生で、制服を着ている。

同級生4人で、放課後の教室にいて、

学習机を寄せ合って4人向かい合い、座って話をしている。

 

私たちは笑いながら他愛のない話をしている。

友達の話、恋愛の話、流行ってるテレビ、勉強のこと。

グラウンドからは部活の声が聴こえてくる。

本当に何気ない放課後で、私たちは4人は普通の女子高生で、

ただひとつ、私だけみんなと少しちがう。

 

私だけ、生きていない。

自分が生きてないことを、私も、みんなも知ってる。

知ってて、ふつうに話をしてる。

 

友達のひとりが、私に言う。

「いいなあ●●(名前を呼んだけど忘れてしまった)は。

もう未来のこと心配したり、不安に思ったりしなくていいんだから」

(嫌味でもなんでもなく、それこそ

「いいなあ、その服私もほしいなあ」くらいの気軽さで。)

 

また、他の子が私に言う。

「ねえねえ、死ぬってどんなかんじ?」

(それもまた「新しくできた駅前の店、どんなかんじ?」くらいの気軽さで)

 

私は答える。

「うーん。

未来に楽しみにしてたこととか、期待してたこととか

そういうの、根こそぎ持ってかれちゃうみたいな感じかなあ」

 

そこで夢が終わった。

 

 

今、ここにいない人に、思いを寄せる。

 

 

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