こんばんは。紗来です。
先日不思議な夢を見ました。
私は女子高生で、制服を着ている。
同級生4人で、放課後の教室にいて、
学習机を寄せ合って4人向かい合い、座って話をしている。
私たちは笑いながら他愛のない話をしている。
友達の話、恋愛の話、流行ってるテレビ、勉強のこと。
グラウンドからは部活の声が聴こえてくる。
本当に何気ない放課後で、私たちは4人は普通の女子高生で、
ただひとつ、私だけみんなと少しちがう。
私だけ、生きていない。
自分が生きてないことを、私も、みんなも知ってる。
知ってて、ふつうに話をしてる。
友達のひとりが、私に言う。
「いいなあ●●(名前を呼んだけど忘れてしまった)は。
もう未来のこと心配したり、不安に思ったりしなくていいんだから」
(嫌味でもなんでもなく、それこそ
「いいなあ、その服私もほしいなあ」くらいの気軽さで。)
また、他の子が私に言う。
「ねえねえ、死ぬってどんなかんじ?」
(それもまた「新しくできた駅前の店、どんなかんじ?」くらいの気軽さで)
私は答える。
「うーん。
未来に楽しみにしてたこととか、期待してたこととか
そういうの、根こそぎ持ってかれちゃうみたいな感じかなあ」
そこで夢が終わった。
*
今、ここにいない人に、思いを寄せる。