大変心おどるイベントを知ることができました!

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茅ヶ崎のRIVENDELで行われる、10代の若者のための一夜限りの本屋「ハックツ」

若者たちは、懐中電灯一つ持ってくればよいのです。

RIVENDELさんは、農業スペースと古民家がある場所で、

満月宮酒場(中井町の宮川酒店さんが開いてる)が行われてるので

私も一度おじゃましたことあります!

 

ちらしのとおり(この文章がとても素敵なので、これを読めばとても伝わりますね)

満月の夜、RIVENDELさんの屋内スペースの中、

暗闇の中に隠された本たちを、若者たちは探しだします。

その本たちは、茅ヶ崎に在住や在勤の、さまざまな職業の方が

「未来に託したい」と思う一冊を、それぞれ選んだものです。

 

どんな本たちなのか?

それを、現在茅ヶ崎市美術館で行われている展示で知ることができます!

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美術館のエントランスホールに、ずらりと並ぶ本たち。約50冊!!

まず、この、ラインナップに驚き。

名作、ベストセラーと呼ばれる本もあれば

どこにも見たことのない本、もう出回っていない本、もともと売り物ではない本

なんて多種多様!!

 

一人一冊選んだ本たち。

それぞれに小さなメッセージカードがついています。

これが、本当に素敵で。

七夕の短冊より小さな、数行しか書けないカードに、

選んだ方のメッセージが詰まってます。

「学校だけがすべてではない」というメッセージを書いた人の職業は「教師」だったり

「この本おもしろいよ」と一言だけ書かれたカード、よく見ると何度も書き直した跡があったり…

このカードひとつとっても、選んだ人の個性が見えます。

 

今日は、このイベントの主催者である、RIVENDELの熊澤さんにお話伺いましたが

「よく、どうして図書館で開催しないの?と聞かれるんですが

このイベントの主役は本ではなく、「メッセージ」だからです」

とおっしゃってました。

この言葉で、なんだかとても腑に落ちた気がしました。

 

今、茅ヶ崎市美術館に展示されている、こちらの本たちを、

22(金)満月の夜、10代の若者たちが探し出します。

みんな、どんな本に出逢うんだろう??

私も10代だったらなあ…絶対参加してます。

今、10代の人がうらやましいよ!!!

 

自分が大切にしてる本、人生を変えたり、自分を支えたりしてくれた、大切な大切な本。

それを、若者たちに手渡すのです。

中には、二度と手にはいらないような貴重な本もあるそうです。

芸術家の方が、今も作品の参考にしてる本など。

まさに「未来に託す」んですね、手放し、手渡すことで…

 

そして、この本たちを選んだ方々の、そうそうたる顔ぶれ…

どうしてこんなに集められたの?!とびっくりしちゃいます。

茅ヶ崎でお店を開いてる方、世界的に著名な芸術家の方、本当に多種多様な職業の方々ばかり。

ぜひ、選ばれた本を最初にじっくり見てから、最後に選者の方々のリストを見てみて下さい!!

びっくりしますよー

 

10代の若者は、22日夜、RIVENDELへ!

10代じゃない人たちは、17日までに茅ヶ崎市美術館に行って下さい!!!

これは、本当にすばらしいイベントです。

お話伺った熊澤さん、本当にありがとうございました!!!

 

 

ちなみに、自分だったら何の本選ぶかなあと思って考えてみました。

10代の若者に送るとしたら…

やっぱり「アルケミスト〜夢を旅した少年〜」(パウロ・コエーリョ作)かなー。

ちなみにこちらの本は、今回のイベントでも2名のかたが選ばれてましたよ!

 

私自身は、15歳の時に読んで、それはそれは感動しました。

感動というか、まるで、自分の世界が開けていくようでした。

羊飼いの少年サンチャゴが、ある啓示的な夢を見て

その夢をきっかけに、スペイン・アンダルシアの平原から、エジプトのピラミッドまで旅をする。

 

人生とは、生きることは、旅であり、冒険なのだと思いました。

何も持たず、どこか頼りない、小さな羊飼いの少年サンチャゴと、

広大で雄大な大地、世界の風。

それらは今でも私の創作の原点にいます。

(いっちばん最初に紗来展で長編作った時に書いた「吟遊旅景譚」は

確実に影響受けてますね。

あと小品で作った「羊飼いと天使」なんて、まさに)

 

ところが… この本、2,3年前に読み返したら

そこまで感動しなかったのです。

というか、「あれ、こんなに思想的な本だったんだ…」とびっくりしました。

この時、あー10代のうちに読んどいてよかった!!!と思いました。

たしかに、思想的なこともすごくいいんですけど、こういうのって好みもありますし

おとなになって、それなりに「自分哲学」が出来上がってきてると、

相容れないところも出てきちゃうんですね。さびしいですが。

10代のころ、何もかもあやふやで不確かなときだったからこそ

この本を純粋に「生きることを旅する物語」として捉えられたんじゃないかと。。。

 

なので私的には、10代のかたにオススメです。

というか、若いうちに、読めるだけ本読んどいたらいいと思う。

本に限らず、映画でも漫画でもなんでもいいので、

とにかく興味のあるもの、若い内に全力で吸収しとくべきだと思います。。。ほんと。。。

 

小学校1年生の夏に読んだ「子うしのハナベエ日記」

これ、ものすごく切ない終わり方するんですが

私はこの本読んだあと数日間、

何をしててもハナベエのことが頭から離れなくて、心が身動きできない感じだった。

めちゃめちゃ憂鬱な気持ちで、家の廊下を歩いてた記憶が今でもある…

 

今読んだら、絶対こうはならない。ていうか、もう二度とならないかもしれない。

心を支配されてしまうほどの感動。

触れられるだけ、心がやわらかいうちに、不確かなうちに、触れといたほうがいいよ、ほんと…

それが自分の人生を作るかもしれないしさ…

 

まあ、本って、自分に合う「タイミング」がある気がしますよね。

ちなみに、15歳で読み始めて、開始数ページで挫折した「ライ麦畑でつかまえて」は

昨年読んで、ひっさびさにスマッシュ・ヒット感動しましたよ!!

その時だからこそ出会う本、出会う感動、があるってことなのかなあ〜

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