むう。
昨日、「青い鳥」を読み終わりました。
かの有名な童話の、あれ。
予想以上に深い内容に、なんだかすごく神聖な気持ちになってしまった。
夢幻童話戯曲と説明に書いてあったけど、童のためのような、大人のためのような。
すごくメッセージの強い戯曲だった。
話的には、いわゆるオーソドックスな戯曲の形なんだろうけど、
場面場面にこめられたメッセージが、とても壮大で、かつ「真理」というものに近いような。
暗示的なのである。
答えは言わない。
けど、「ああ、これが答えだろうな」と誰もが感じられるような、一貫したメッセージ。
これは読み継がれるわけだと、ものすごく納得。
特に、最後の最後のシーンが非常に印象的で、
今までずっと物語の中、登場人物たちの中にあった「テーマ」が、
いきなり私たち観客(読者)のほうに、ぽーんと渡されるんである。
私たちはきっと戸惑う。
え?どうしよう、って。
私は戸惑った。まるでこどものように。
そして考える。自分のこととして。
ハッピーエンドでもなく、バッドエンドでもなく、
このような結末ってすごいなあ。
名作が名作である理由が、少しはわかったのかもしれない。
そう思えるような一冊でした。
ああ、すごかった。
うまく言えない。とても。
もし興味ある方、読んでみてください。なんとも言えない気持ちになります。
今日は一日結構動いてて、ちょっと疲れました。
家に帰ってごはん。
タイで買って来た「バミー」という麺で、なんちゃってタイラーメン作ってみた。
おいしかった!けど、ちょっとしょっぱかったな!
つい、調味料を入れすぎるクセがある…気をつけねば!