また一冊、本を読みました。

「凍りのくじら」辻村深月さん著

少し孤独な高校生、芦沢理帆子の物語。

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こちら、毎日少しずつ読み進めてたんですが

昨日、なんとなく布団に入るのに気が進まなくて

本でも読んでから寝るかーと読み始めたら

案の定。

止まらなくて。

結局最後まで読み切っちゃいましたよ…

まあ、昨日読み始めた時点で、もうかなりクライマックスに近づいてたので

確信犯と言えば確信犯ですね…

 

やっぱり、最後でぼろぼろ泣いてしまった。

正直、途中でなんとなくオチみたいなものの予想はついてしまったんですが

それでも泣けた。ぼろぼろ泣いた。

なんだろう。描写でしょうか。

とても心に残るものがあり、その世界にずっと浸っていたいような

懐かしいような、切ないような、何とも言えない感情がいまだに心に残ってます。

 

最近、自分が一番影響を受けてるのって、書物だなあと思います。

もちろん映画とかも好きですが、やっぱり心が動かされるのは、本。

そして、この私を動かす「何か」を突き止めたい。

それはきっと、私がステージで描きたいものにもつながると思うから。

 

この物語の何に惹かれたんだろう。

いまだに答えははっきり出ないのですが…

「哀しみ」と「やわらかさ」「やさしさ」

みたいなもの。パステルカラーのイメージが、私の表したいものに近いのかもしれません。

 

そうだ、この物語はとてもやさしいんだ、と思う。

悲しくてさびしくて、暗くて辛くて

そういうものがたくさんあるのに、日々の中に、自分の中にあふれているのに

なにかが、やさしい。

やさしくてやさしくて、明るくて、まぶしくて、

やわらかい。ほんのり、あたたかい。

それに触ることができるから、涙が出る。

うれしいのか、悲しいのか

そういうかんじ。

 

これを私も、ステージで描けたらいいな。

そう思って、また台本の物語のことを考えています。

「凍りのくじら」読んでよかった。

私の中で、またイメージが膨らんできました。

書いてみます。自分なりに。

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