第2回「紗来展」〜まっくらやみと私〜 が、終了しました。
二日間。全3回公演。
駆け抜けた。
いまだに余韻が体に残っています。
今までは、ライブ終わった後の感覚って、
「楽しかった!」というのが一番だった。「歌えて幸せ!」みたいな。
けど、前回の紗来展しかり、今回はさらに、
「楽しい」というより、いろんな感情が錯綜しすぎて、ちょっと混乱したくらい、
とにかく心が動いているのを感じました。
今回は「暗闇」をテーマに決めて、そこに向かって内容を作り込もうと決めた。
それって、思っていたより大変で苦しかった。
私は何が表現したいのか、どうすれば聴く人に伝わるのか
きっと正解なんてないから、だから苦しい。
この準備期間、ずっと暗闇について考えていた。ずっと暗闇を見つめていた。
終わってみて、私に一体何ができたのだろうと考えると、
いまだによくわからなくて、表現しきれなかった悔しさや、
自分自身の足りなさを痛感したりもして
けれど
今回、お客様が、本当に深く
私の世界を感じてくださった。
それが、すごくよくわかった。
今までにないほどの、響き合った感覚。
ああ、これが私の求めていたもの。
心が、ともに鳴り響くこと。震え合うこと。
私の心に触ってほしい。
あなたの心に触りたい。
それが、私の実現したいこと。
それが、できた。
音楽を通して。
その感覚が確かにあった。
もちろん、全員ではないだろうし、深さも人それぞれ、
密度もいろいろあるけれども、
それでも、何かを感じてくれた。
その感覚。
忘れない。
今回のみなさまが、本当に優しくて、私を受け入れてくれたおかげです。
そのおかげで、私は大切な感覚をつかむことができました。
音楽を通して、人とつながること。
これを貪欲に追い求めていこうと、心から思いました。
聴いてくれた人、みなさまの感想がとてもすばらしい。
もうすでに何度も目を通しました。
人の心って、こんなに深くて、それぞれに違って、それぞれにあざやかで、輝いている。
そんなみなさまに聴いてもらえて、私は幸せ者だと思いました。
そのうちのひとりの方が書いてくれたこと。
「紗来の道は、まっすぐでも、ぐちゃぐちゃでも、
紗来のまま、そのまま進んで行ってね」
自分の心をさらけ出し、
常にそのとき全力の表現を続けていこうと思います。
そして、もっとたくさんのひとと。
心をつないでみたい。
今はまだ心がいっぱいでうまく言えないけど
とにかく、私、進んで行きます。
みんな、ありがとう。
↑キーボード弾いてにっこり笑
指、短いなー相変わらず…いや一生変わらないけど…
↑壁に絵を描いたんです。急遽。にしてはうまくいった!笑
↑ともだちが貸してくれたカンテラ。
雰囲気にぴったりだった。ありがとう。
↑今回もパンフ作りました。
手づくりのものなのに、お褒めの言葉いただいた。うれしい。
第3回は年明け予定です。
そのときに初のソロアルバムも発売目指します!