４月２日放送後記！

今日もナパサ☆タイムスsunsetお聴きいただきありがとうございました！

（日付的には昨日ですね。いつも結局日が変わってしまう…）

今日は大磯　東光院の副住職、大澤暁空（ぎょうくう）さんにお話を伺ってきました！

 

 

暁空さんは、なんと私と同い年。

プロフィールを拝見して、ちょっとうれしくなってしまったのですが

ほんとーうに素敵な方で、優しくあたたかい空気をまとった方でした…

 

東光院さん、とてもおもしろい試みをされていて

なんとお寺の中に写真スタジオがあるんです。

暁空さんは、芸術系の大学で写真を専攻されていて、中学生の頃から写真が大好きだったそう。

そのお力を生かして、スタジオで遺影の撮影をされています。

近年は「終活」が話題になるように、

来るべきときに備えて、素敵な遺影を用意しておきたいという方も増えているそう。

 

今日は、実際に撮られた遺影も拝見させていただきましたが

どれも、本当に素敵な写真でした。

旦那様からもらった思い出のアクセサリーをつける方、

お茶の先生だから、着物で撮りたいという方、

自分の書いた書の掛け軸の前で撮りたいという方…

それぞれの想いがこもった遺影、本当に素敵でした。

 

また、遺影の撮影と一緒にプレゼントとして

「エンディングノート」というものをお渡ししているそうです。

エンディングノート、初めて拝見したのですが…

自分の生い立ちや、家族のこと、親戚のこと、

遺された方達への思い、実務的なことも…

元気なうちに、残しておきたい、記録と気持ち。

それを書いておけるノートです。

 

手に取って、なんだか、とても心に来るものがありました。

これを残された家族は、このノートをとても、とても大切にするでしょう。

 

またこの撮影スタジオだけでなく、

東光院さんでは音楽のライブも開催されます。

４月６日（日）、１５：３０〜

「チベットからの風」

チベットの民謡や文化に触れることができるライブです。

これは、なかなかない機会！

そして、お寺でライブが見られるなんて、素敵！

ライブ情報は東光院さんのウェブサイトで詳細が見れます。

ぜひ見てみてください！→　http://toukou.in/tibet.html 

 

暁空さんのお言葉で印象的だったのが

「今の時代、お寺は法事やお葬式のイメージが強いけれど

本来は人間の人生、生活すべてに関わる場所だった」

お子さんが生まれたとき、成人したとき、結婚するとき

どんな時も寄り添う場所。

そして、文化を発信する場所でもあった。

遺影の撮影も、ライブも、その想いから行われていることと思います。

 

 

今日はお話を聞いていて、あらためて、人としての人生を考えました。

生まれて、生きて、死んでいくこと。

だれもが同じように辿る、人生という道。

それぞれの見る景色は違えど、やはり生まれて生きるからには

みんな同じように、誰かを愛したり、誰かに愛されたり

何かを好きになったり、何かを楽しんだり、悲しんだり

そうやって生きていくんですね。

そのひとつひとつに、とてもあたたかい目を向けて

見守り、寄り添う。

そんな印象を、暁空さんから受けました。

 

とても貴重なお話を伺いました。

暁空さん、本当にありがとうございました！

 

東光院さんのお庭の桜。

満開でした！

 

 

さて、今日からPARACUP 10th アニバーサリーソング

「Run for you」配信開始しました。

→　iTunes Store　「Run for you 」

この楽曲の売上（諸経費を除いた全額）は、PARACUP共催の各団体を通じて、

世界の子ども達に届けられます。

詳しい情報は、改めてお知らせします！

とりいそぎ、配信開始ということで…！

試聴も出来ますので、聴いてみてくださいね。

 

うん、がんばろ！なんか！