「My first trip to Laos」
国土のほとんどが深い緑の原生林で覆われる、森の国。
東南アジアで唯一海を持たず、雄大なメコン川が国土に沿って流れている。
灼熱の太陽が、毎日照りつける、今は暑季。1年で一番暑い時季。
人口は612万人。
ほとんどが農業やそれぞれの生業に就いて暮らしている。
シャイな人たち。はにかんで笑う。
私がどうしてラオスに行きたかったのか。
一番の理由は「行った人がみんながいいって言うから」
だからずっと前から行ってみたかった。
でも、今年思い切って、一人で行ってみようと思ったのは
ほんとは別の理由がある。
それは、この話の最後に語ろうかな。
My first trip to Laos
緑の国で、私が出会った場所、もの、人。
あの風、水、光、におい、暑さ、感触。
忘れたくないのに、人間はいつか忘れる。
直後は、あんなに鮮明に覚えていたことも。
だから、私はここに書いておこうと思う。
この旅で出会ったすべての出来事と、すべての人に、
限りない愛と感謝をこめて。
「ラオス旅行記1 出発;ハノイ経由で首都ビエンチャンへ」
5月16日(金)
さて。
初の海外一人旅スタート。
昨晩深夜までパッキングしていたため、起きたのギリギリ…
家を出なきゃいけない時間の、20分前に起床。やばーい!
あわてて飛び出て… でもこの時点では珍しく忘れ物しませんでした!
で、無事に成田空港着きました。
行きはベトナム航空。
チェックインカウンターに向かったんだけど
チケット見せたらなぜか数カ所たらい回しにされ
でも結局ふつうにチェックインできました。あれ何だったんだ?
飛行機内では話題の「アナと雪の女王」見ちゃいました。面白かった。
そっかーベトナム航空って結構日本人向けなんですね。
確かタイ航空は日本語で映画見れなかったけど!
アナ雪見て、機内食食べてごきげんに過ごした私でした。
しかしここで、早速、この旅で初の失態をするのです…
まず、ハノイに着いて降りる際になって
片耳のピアスがないことに気づく。
あ、たぶん寝てる時に落としたなーと思って探したんだけど、見当たらなくて
もうしょうがない!とあきらめて飛行機をおりました…
…が。この時、私はもっと大きな忘れ物をしてることに気づいてなかったのです!
飛行機から降りて、滑走路の移動バスに乗った瞬間、
あれ、もしかして… とリュックの中を見る。
…なんと!「地球の歩き方」を機内に置いて来た!!!
やばい!と慌ててバスを降りようとするも、時すでに遅し。
バスは無情にもドアを閉めて走りだしました。
結局空港のカウンターで、
「ガイドブック置いて来ちゃったんですけど!!」
と懇願すると、カウンターのベトナム人お姉さんが
「探すから待っててー」と。
ドキドキしながら待つこと数十分…
カウンターのお姉さん「ソーリー、ないみたいです」
とな…
まじかー 初ひとり旅で、初めての国で、
あれがないって結構きつくなかろうか…涙
入国審査の書き方も分からないよ!!
と、早速自分の間抜け具合に辟易しつつも、
ここで思い出したのは、バックパッカー歴長い友人の言葉。
「海外ひとり旅は、いかに諦めるかが肝心」
様々な状況に出くわすだろうが、あきらめてその状況を受け入れろ!
とな。
早速私は諦めることにしました。
というか諦めるしかなかったんですけど…
で、とりあえず乗り継ぎ便までの間に
ネットが使えるカフェに行き、
カフェのお姉さんにネットのつなぎ方教えてもらって、
とりあえず調べられるだけラオスのことを調べました。
事前にやっときゃいいものを… 笑
で、入国審査のこととか、とりあえずの観光名所とかを調べて
もうあとはビエンチャン着いてから、英語版のガイドブックでも買おう!と
腹をくくりました。
ハノイ空港のカフェから撮った一枚。
空港のお土産屋さん。アジアってなんか極彩色。
あれかなー 私が乗るのは。
空港、きれいでした。
そして乗り継ぎ便の時間が来て、
いざビエンチャンへ!!
空は夕焼け。
今日はここまで。つづく。
(これ、最後まで書き終わるのにだいぶ時間かかりそう。笑)