ざんざん、雨が降っています。
ひさしぶりのような。これだけ降るのは。
雨の日はどうも悲しくなったり、気分が晴れなかったりする。
どうも、雨は涙と似てるんだよなあ…
今まで、雨に関する曲を2曲作ったことがあります。
ひとつは、ピンクさつまいも(ユニット)時代に作った「Rain」
想い通りにいかぬ恋の歌…笑
滅多に恋愛の歌なんて作らないんですけどね。
このときは珍しく。
「傷」というものを表現したかった。
てか、なつかしいなー、この歌!何年前だろう。
歌、全然だめですね、わたし。笑 恥ずかし…
今と声違うなあ…載せて大丈夫かなあ…笑
コーラスしかしてなかった、この頃…
もうひとつの雨の曲は、今もよく歌ってるし、アルバム「紗来景」にも入れてる
「雨唄」
こちらは「孤独」
「どうして人間は孤独なんだ
死ぬまで一人でしかないくせに
一人きりでは生きられないなんて」
おそらく、私の永遠の問いでもあるかも…
なんにしても雨は、
とても感情的なものに見える。
昔、読んだ漫画、手塚治虫さんの描いた「ルードウィヒ・B」というの作品
これはベートーヴェンに生涯を描いた物語なんですが
この中の一節で印象深いものがあります。
耳が不自由で、徐々に聴こえなくなることがわかっていたベートーヴェンは
「風、光、鳥のささやき、小川のせせらぎ
ありとあらゆる音を、音楽に変えて残さなければならないのだ」
と言います。(すみません、そういうニュアンス。完全に正しくはないです…)
私も、そうありたい。
もちろんベートーヴェンには及びもしないけど、
でも、心は同じように
鳥の声を、風の声を、雨の音を、光のきらめきを
すべて音にできるようになりたい。
そう思って歌を作っています。
えらいっ!その心意気!!
おかちゃん
ありがとう!そうだよね、その心意気だよね!
初心忘れずやっていきます。