ラオス旅行記2014may レジャー

ラオス旅行記⑩ この世界の神様

旅行記、頑張って書いてます。笑

どばっと、⑧⑨⑩を更新しました!!

今までのラオス旅行記はこちら

 

4日目 5月19日(月)後半

 

さて、クアンシーの滝でひとりさびしく過ごしていた私は、

帰り際になって日本人の旅人の方と出会いました。

彼はKさん。

同じバスに乗っていた彼は、男女4人のグループのうちのひとりで

韓国語で話していたように聴こえていたので、てっきり韓国人と思っていたのですが

なんと日本人の方でした。

グループのみんなで、私はどこの国の人だろうね、と話していたらしい。

「もしかして日本人かなあと思ってたんですけど、やっぱりそうだったんですね」

と、Kさん。

 

よくよく話を伺うと、グループの4人は全員バックパッカーで、

それぞれ一人旅をしてるのだけど、途中で出会って仲良くなって

ルアンパバーンでは一緒に行動してるのだそう。

Kさん以外は全員韓国人。みなさんとても長いこと旅しているらしい。

 

私がKさんと話してると、他の人たちも集まって来て、

自己紹介したり、旅のいきさつを話したりしました。

女性が二人いたのだけど、この二人がとっても元気でキュートなお二人で、

お肌もぴっかぴか!!めちゃめちゃかわいらしかった。。。

Kさんと、もう一人の韓国人男性も、すごくお若く見えたので

「みなさん学生ですか?」と聞いたら、

じつは、私がいちばん年下だった。笑

しかも、結構歳の差があったりして…

みんなに「あなた、too youngよ!!」と笑われた…

うーん、ところ変われば… 笑

でもほんとにみなさんお若く見える!!

 

よければこのあと一緒に行動しませんか?と、気さくなこの4人に誘ってもらい

私はうれしい気持ちでバスに乗り込みました。

車内で、今度はひとりじゃない!笑

そんなたくさん話したわけでもないけど、Kさんと日本の話とか

どうして旅に来てるとか、そんな話をしつつ過ごしました。

Kさんも数ヶ月旅に出ていて、アジア諸国をまわっているらしい。

旅の話はおもしろかった。今までもいろんな人と出会って来てるんだそうで、

旅はほんとに出会いの連続なんだなあと、聞いていて思った…

 

そして、ひさしぶりの日本語での会話。

といっても数日ぶりなんだけど、それでも、

日本語で会話してる自分に多少なりとも違和感?を感じ、

あ、たった数日でも、

私、日本語を使わない状況に適応しようとしてたんだな、、、と気づく。

 

そんなこんなで、バスはルアンパバーン市内に帰ってきました。

このあとの待ち合わせの場所だけ決めて、Kさんたちと別れ、一旦ホテルへ。

小休憩してシャワーを浴びてから、ふたたび出発。

 

ルアンパバーンで一番人気と言っても過言ではない、

最高の見晴らしを持つ丘「プーシー」に登りにいきました。

 

待ち合わせの場所でKさんたちと合流。

すぐ近くにプーシーへの登り口があるので、ここから頂上を目指して登ることに。

この階段は結構きつかった。。。

グループの韓国人の女の子はふざけて、「まじ、無理」的なことをずっと言ってた。笑

「滝といい、プーシーといい、今日は登ってばっかりよ!!」とね。

私も激しく同意しましたよ…

 

しかし、ツラい後には、格別の景色が待ってるものです。

 

プーシーの頂上からの眺め。

写真 2014-05-19 19 47 25 (1)

 

雄大なメコン川と、山々と、この空。

圧巻だった。

 

時刻は間もなく日没。

この↑写真の方角の空に、太陽は沈みます。

みんなこの絶景サンセットを見るべく、この時間帯にプーシーに登るのだ!

頂上には観光客の人がたくさんいました。

 

ちなみに、プーシー頂上は、ほぼ360℃全方位が見渡せるようになっていて

サンセットの方角と逆側の眺めも、また美しい。

写真 2014-05-19 19 49 03 (1)

写真 2014-05-19 19 49 09 (1)

こちらのほうが、街並がよく見える。

ちなみに、こっちの川は、メコン川の支流カーン川。

ほんとに美しい街なんだよ…

写真 2014-05-19 19 51 54 (1)

 

 

私たちは各々写真を撮ったり、話をしたりしながらサンセットを待ちました。

私もふらふら頂上近辺を歩いていたら…

ある人物を発見!

 

覚えていますか?

ルアンパバーンに着いた最初の日、韓国人のご夫妻に連れられて

激安ビュッフェに行ったとき、

韓国人ご夫妻の隣に座っていた、顔に絆創膏を貼っている男性!

彼がいました。

あの夕食のとき、私はそんなに会話はしてなかったのだけど、

顔の絆創膏が印象的だったので、ここでもすぐに彼とわかったのです。

 

思い切って、「Hi!」と話しかけてみました。

すると、向こうも私を覚えていて「おーまた会ったね!!」と言ってくれた。

彼も韓国人なので、私はグループのみんなに彼を紹介。

今日はどこに行ったよーとか、お互いの旅路を語り合いました。

ほんと、旅は道連れ、世は情け…

 

そんなことしてるうちに、

時刻はそろそろサンセットの時間…

のはずだったんですが。

やはり雲が多くて、ここでもきれいなサンセットは見れず。

太陽は知らないうちに山に沈んでしまったみたいでした。

 

あーあ、また見れなかったなー なんて思ってると、

グループの韓国人の女の子が、私を呼んだ。

「Saki!! Look!! Rainbow!!」

 

呼ばれた方に行ってみると…

写真 2014-05-19 20 11 55 (1)

見えますか?!

Rainbow ! !

 

写真 2014-05-19 20 12 07 (1)

 

これは本当に美しかった。

写真が伝えられないのがもどかしいくらい。

写真 2014-05-19 20 11 36 (1)

小さな小さな虹。

 

 

私はこの景色を眺めながら、なぜだか

この世界の神様のことを思った。

ラオスの神様なのか

どこの神様なのか

どういう神様なのかはわからない。

ただ、「この世界」の神様。

 

色んな人のことを思った。

日本の大切な人たち。家族、友達、大切な人たち。

ファンのみなさま、ラジオのスタッフのみんな、

日々会う人たち、新しく出会った人、もうなかなか会えない人、みんな、みんな。

ラオスで出会った人たちを思った。

ウォン君も、Kさんも、韓国人のみんなも、ホテルのフロントの人も、

韓国人の夫妻も、イタリア人の彼も、みんな、みんな。

 

些細なつながりさえも。

 

みんな、みんな。

 

この世界の神様のことを思った。

何を願ったわけでもないんだけど。

ただ、ただ、神様のことを思った。

よくわかんないんだけど…

知らずに、私は一粒涙をこぼしていた。

 

 

このあと、絆創膏の彼が写真を撮ってくれるというので、この旅で初めて、

自分入りの写真を撮ってもらった。笑

写真 2014-05-19 20 18 00 (1)

写真 2014-05-19 20 17 54 (1)

 

これが、この旅で唯一、私が写ってる写真です。笑

 

 

 

私、プーシーからの景色は一生忘れない。

あの虹も。

托鉢で祈れなかった分、ここで祈ったような気がするよ。笑

 

 

 

今日はここまで。つづく。

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